PSPを買う

Mocky2006-01-15

実は1月2日にPSPを買った。
この歳になってもお年玉をもらってた頃のときめきが忘れられず、年末から買おうか悩んでいてこのお年玉ムードに押されての購入である。
何で今更、PSP?というと、コレには第5世代iPodの影響が大きい。ビデオも見れるiPodという事で発売直後から購入を検討していたが、どうも画面は小さいし、画質も悪い(MacPowerで今年のトレンドみたいな書き方を自分でしてしまってる割には否定的で申し訳ない)コレならギガパックも発売される事だしPSPかな?ということで、ビデオプレーヤーとしての決心である。
ところが買ってみて初めて分かった事だがWindowsから画像の取り込みの環境は整っているのにMacからは出来ない!
な、なんと・・・俺とした事がこんな事も知らずに買ってしまうとは・・・

しかし、発売から1年以上経っているのが幸いしたのか、Mac用の動画作成アプリを作っている人が居たのです。
しかも、画質もかなり良い!
http://hetima.com/psp/altshiiva.php
ありがとう!コレでバッチリです。カンパウェアなので、カンパします!
とりあえず、作品集を入れて持ち歩いています。
iPod用の番組もあるわけだし、PSP用のショートドラマとか無いかなぁ・・・
SONYからPVとかダウンロード出来るようになれば良いのに・・・

急な仕事に急な来客

Bookcafeショートムービー「ShortCakes」、東京事変PV「喧嘩上等」、ホラーオムニバス映画「Dark Hole」と、もの凄いハードスケジュールを切り抜け12/27のミスチルの東京ドームライブで仕事納めになるはずでした・・・。ところが、ライブ終了後に一人のカメラマンから「30日空いてる?」との声が・・・。えぇ〜!3日後。と思いつつも12月はドラマばかりやってしまい収入減のわたくしは「空いてますよ・・・」と答えてしまっていたのでした。
急遽決まった撮影らしく多くのカメラマンは年越しライブの為の下見やら何やらで忙しく私に白羽の矢が・・・
それは吉川晃司の代々木第二体育館。これがゲストミュージシャンが凄い顔ぶれ。ピアノの山下洋輔、ドラムは村上”ポンタ”秀一、ベースの後藤次利などのキャリア組からT-SQUARE坂東慧LOSALIOSのTOKIEなど若手天才組まで総勢11名。
突然の仕事、しかもカメラ位置は観客席の中という事もあって半分観客として楽しめました。
今日は珍しく家での年越し、落ち着いて終わらそうと思いきや・・・ウチの屋上で初日の出を見ると言い張る近所のバーの連中がやってくるもよう。てなわけで、今から大掃除です。

今年は皆さんにお世話になりました。
来年もよろしく哀愁vv!

撮影ラーッシュ!!

これから、またちょっと更新出来なさそうなのでここで言い訳を書いておこう・・・。
周りは忘年会シーズンだというのに、こちとら殆ど飲めない日々が続いています。
それもそのはず、この年末にかなりハードな撮影が連発!
まずは12日からの「Short Cakes」。これはBookCafeというWEBサイトで公開されるショートドラマにも関わらず、出演者はレビュラーの相部紗季にゲストに袴田吉彦真中瞳といった豪華顔ぶれ。しかも16mm撮影なのです。それを13日まで撮影し、残り1日を黒石くんにバトンタッチし、14日はPVの撮影。どのアーティストを撮るかは乞うご期待。2月初めまでに3本程撮影しDVDにするというもの。その第1弾です。そして、17日から23日まで来年夏公開予定の短編の撮影。これはタイと香港、そして私が撮影する日本の3本で劇場公開というスタイルのオムニバスホラー。そして27日はミスチルのライブ撮影・・・。その合間を縫って「夜のピクニック」仕上げ作業。
俺はいつ忘年会行けるの?
倒れないように気をつけなきゃ!

Do As Infinityと泥酔の歴史

2005年の9/29で6年間の活動に終止符を打ったDo As Infinity
この間、11/25に武道館でラストライブが行われた。とにかく最高のライブだった。それを一番近い所で観れたのは幸運としか言いようが無い。不思議な巡り合わせでここまでたどり着いたという感じです。
「Heart」のPVを見てコロッとファンになり、それ以来、気になるバンドNo.1。「撮影したい!」と宣言しながらその夢かなわずにいたところ・・・驚くなかれ、2003年某日、いつものように行きつけのバーに行ったらそこにいるではありませんか!伴都美子が・・・。まさかと思いつつDo As のPVを撮った事のある知り合いのディレクターやプロデューサーを呼び出すと二人とも1時間もしないうちに駆けつけ、気がついたら元々一緒に来ていたヘアメイクの人と一緒に5人で大盛り上がり!もちろん泥酔!
それ以来、伴ちゃんもそこに良く顔を出すようになり、その度ごとに泥酔。人柄を知れば知る程ファンになってしまいました。ホント良い奴なんですよ。
でも、それも1年くらいでだんだん来なくなり、そこで顔会わせる事も少なくなってしまいました。
その後、「ブランコ」のPVを撮影する事が決まり浮かれていたら、殆どドラマ中心で本人出演シーンは数カットのみ!『え〜!」っと思いつつも、ライブがあると聞けば撮影監督が誰か聞き出しノーギャラでも良いからとお願いし、カメラマンとして入れてもらう始末。日比谷野音にも行ってるのですがステージ上手(右側)の亮くん担当に。そりゃ、亮くんも良いんだけどさぁ、こんなに舞台前なのにVoを撮っちゃいけないってどうなのよ?と思いつつ泥酔。
9/29の解散の翌日に大渡亮くん率いるミサイルイノベーションのライブを思い出のバーで鑑賞。そしてまた泥酔。
そして11/25のライブ。とうとう真ん前の真ん中のポジションをゲット!ファンとしてはこれ以上の幸福はありません!前日から用も無いのに武道館に足を運んでは設営見つつ帰りに泥酔。翌日、風邪をこじらせ体調崩しつつも本番になるとテンションが上がり最高の画が撮れました。思ったより冷静な自分に腹が立つくらい、それでも、アンコールのField of dreamsでは泣きそうになりました。ただ、その日だけは疲れきって酒も飲まず倒れるように就寝。
これからも伴都美子大渡亮長尾大のファンであり続ける事に変わりはないんだけど、この曲達がDo As Infinityというバンドによって演奏される事は無いんだなぁ・・・と思うと複雑な気持ちです。
これで俺の泥酔の歴史に終止符が打てると良いのですが・・・

WEBドラマ

11、12月はショートドラマ月間である。11月にWEB用のショートドラマを2本。12月にもWEB用1本、劇場用1本撮影する。先日その中の1本目、「35度の彼女(仮題)」を撮る。監督は「世にも奇妙な物語」の中で「美女缶」という作品を撮った筧監督。完成尺10分くらいの作品を川口周辺で撮った。バスの中での撮影が多かった為に半日バスの中で揺られる事に・・・。でも、10分の作品を1日で撮るのは辛いよ。明日も長澤監督で同じシーリーズの10分の作品を朝から朝まで24時間撮影。夜中の海辺の撮影は極寒なので対策をちゃんと打っておかねば!
来月も長澤監督でWEB用連続ドラマを・・・。その後、香港、タイ、日本の3国のオムニバスホラー映画、もちろん日本の作品を「HINOKIO」の秋山監督で撮ります。
なんか、大変な撮影が続くとですよ・・・

レンズベビー

Mocky2005-11-14

またまた衝動買い!
新宿ヨドバシにて前々から気になっていたレンズベビーというレンズを見る。
これは一眼レフカメラに付ける事の出来る簡易スイングシフトレンズである。
普通レンズはカメラの受像面(フィルムだったりCCDだったりする)に対して中心を会わせて平行に付けられるのが正しい使い方だ。ただ、面白い事にレンズを傾けたり(スイング)上下左右にズラしたり(シフト)する事できちんとレンズを付けたときとは違う面白い効果を生む事が出来る。
ちょっと前に撮影した上原奈美のPVも全編こういったスイングシフトレンズを使用して撮影されている。
これは大判カメラの特権で35mmカメラにとっては特殊なレンズを購入しなければ出来ない事だった。それは大概10万円以上もする代物で使いどころが少ない割には高く付く手を出しにくいものだったのです。
それがこのレンズベビーは2万円以下、f2.8のモデルだと1万円ちょっとで手に入る。しかも良いのか悪いのか、フォーカスの調整が蛇腹のチューブ状になっていてレンズ部分を力ずくで押さえていないとピントが合わせられない。これが微妙で二度と同じ画は撮れない。作り手がHOLGAような写真を普通の一眼レフカメラで撮れないものかと作成したらしいが、まさにそんな感じの写真が撮れます。
我輩が購入した2.0だとピントの合うスイートスポットがホントに狭く、絞り4以上を入れなくてはレンズを傾けるとどこにもフォーカスが合わない程・・・絞りは磁石処理したラバープレートに大小穴の空いたモノを使用し、レンズの前に嵌め込む形をとっている。
ともかく最近のキレの良いレンズでは到底撮れない写真を撮る事が出来るのは保証します。お試しあれ・・・

「理由」を見た!

昨日家に帰ったら不思議な映像が流れているんでTVに釘付けになった。
ワイドショーのような映像だと思ったら、急に映画のメイキング風映像になり、ドキュメンタリーチックにもなったりする。それがかなりの豪華キャスト。しかも、しつこいくらいのテロップ。
画面右上に「理由」日テレバージョンという文字。 ああ、これが宮部みゆき原作、大林宣彦監督による「理由」だと気付く。そして、この作品、レポーターが綴るワイドショーの視点、事件を題材にした映画の映像(コレもカメラ目線で再現ドラマ風)、それの撮影風景、といった三つ巴で見せていくのだかその境界線も曖昧である。この・・・TV、いや、映画の枠も大きく飛び越した構成にビビりつつどうやって収拾させるのか気になり最後まで見てしまった。
しかしコレ・・・それこそ殺意の「理由」が全く解らない。良く俺は読解力無さ過ぎとみんなに言われるのだが、自分としては「作り手側の理解力」ではなく「視聴者側の理解力」の平均点位はあると思ってるので気にはしていない。でも、この全貌を把握出来ないわだかまりのようなものが原作のルポ形式の再現なんだろうか?リアルな事件感なんだろうか?
全く世界観の中に入り込む事無しに結末だけが気になって最後まで見てしまったのは苦痛としか言いようが無い。でも気になる。未だに自分の中でも整理出来ていません。
ちなみにメイキング中に写っているメインカメラはアリフレックスSR3という16mmカメラ、ラストの方では今時、コマドリでしか使用しないようなミッチェルという35mmカメラが登場。どこまでが実際に行われている事なのか分からない・・・大林宣彦監督のやりたかったとはこのメディアの真偽の曖昧さなのか?
WOWOWバージョンがあるというので、それが気になります。それを見ようとしている俺はまんまと術中にハマってしまったのか?